平成19年6月28日、広島FM放送(HFM) オーバー・ザ・レインボーにて放送しました。
妊娠中の栄養
【妊娠中の食事の基本】
1. 一日三食をきちんと食べる
2. 外食・加工食品・レトルト・インスタント食品は避け、薄味を心がける。
3. 妊娠中特に不足しがちな栄養素をしっかり摂る。
【妊娠の各時期における食事】
(妊娠初期)つわりの時期:食べたいときに食べたいものを食べる。
つわりが妊娠4ヶ月ごろに消失。その後は良質のたんぱく質を主に摂取。
カルシウム、ビタミンB1・E(流産予防)、葉酸(神経管閉鎖障害予防)
(妊娠中期)食欲がでてくるので食べ過ぎに注意。
主食を食べ過ぎない。
間食でカロリーオーバーにならないようにする。
(妊娠後期)子宮が大きくなり一度に食べられる量が少なくなる。
食事の回数を増やして必要なカロリーをとる。
消化吸収のいいおかずでカロリーを補う。
塩分を控え良質のタンパク質をとる。
【妊娠中の摂取カロリー】
18~29歳;2150 kcal(1800kcal+妊娠中350kcal)
30~49歳;2100 kcal(1750kcal+妊娠中350kcal)
【妊娠中の体重増加の目安】
妊婦さんの妊娠前のBMIによって目標体重は違います。BMI=体重÷(身長×身長)
<18 ; +10~12kg 19~24; +7~8kg 25~28; +5~6kg >29; +0kg
【妊娠中の食生活のポイント】 6つの基礎食品群
1. バランスのいい食事 第1群 魚・肉・卵・大豆・大豆製品 蛋白質
2. 塩分は取りすぎない 第2群 牛乳・海草・乳製品・小魚 無機質
3. 規則正しい排便習慣 (カルシウム)
4. 鉄分を十分に 第3群 緑黄野菜(人参・かぼちゃ・ホウレン草)
5. カルシウムを十分に カロチン
6. 葉酸(1日400μg) 第4群 淡色野菜(たまねぎ・大根)
7. 肥満に注意 果物(りんご・みかん) ビタミンC
8. 食品添加物を避ける 第5群 砂糖・米・パン・小麦・麺類 糖質
9. 刺激の強い嗜好品 (炭水化物)
10.お酒はほどほどに禁煙 第6群 油脂類、脂肪の多い食品 脂肪
(マヨネーズ・バター・豚ばら肉)
【各疾患による食事】
(貧血)鉄分を多く含む食事
ただし、蛋白質、ビタミンCを組み合わせることで吸収がよくなる
(妊娠高血圧症候群)減塩
1日8g未満を目安に塩分の多い加工食品・外食を控える。
(肥満)塩分・糖分・水分の取りすぎに注意
果物、スナック菓子、動物性脂肪
(便秘)適度な水分、植物繊維(野菜・イモ類・こんにゃく・寒天)
【妊娠中の食事摂取での注意点】
① ダイエットをしない。
ダイエットで食事制限することで赤ちゃんは小さい子が生まれるが、その後の
栄養によって子供に生活習慣病が発症。
例えば、高血圧・糖尿病など
② 貧血などあった場合貧血食だけでなくバランスの取れた食事を摂取
③ カロリー計算のできる妊婦になること
中高年になってご主人の生活習慣病が防げる。
(2007年06月28日更新)



