出演ラジオ局 : 広島エフエム放送(HFM) 周波数78.2MHz 15:20~
放送番組: 『オーバー・ザ・レインボー』 Over The Rainbow
今回の話題は、『妊婦とスポーツ』に関してです。
妊婦とスポーツ 平成20年10月30日(木)放送原稿
妊娠中の女性にとって“心と体のケア”を考えると、適切なスポーツを行うことは大切で、現在様々なスポーツが普及しているが、妊娠を考慮し必ず医師の許可の元で安全なスポーツを行うことが必要です。
《目的》
①運動不足の解消 ②肥満の予防 ③気分転換 ④体力維持 ⑤持久力獲得
《妊婦に適した運動》
①有酸素運動 エアロビック
②全身運動 水泳・エアロビクス・ウオーキング
③母児にとって安全な運動 ヨガ
④楽しい運動
《妊婦に適さない運動》
①無酸素運動
②瞬発的運動 バレーボール・バスッケトボール・山登り
③アンバランスな運動 水上スキー・スキューバダイビング・テニス
④競技的性格の運動
《妊婦運動実施条件》
①メディカルチェック
妊娠初期(運動開始時);ハイリスク妊娠の除外
妊娠中期(28週ころ);切迫早産並びに合併症チェック
②開始・終了時期 開始;15週~、 終了;分娩直前まで
③運動時間・頻度 一回60分以内、午前10時~午後2時、週2~3回
《妊婦運動中止の条件》
切迫流、早産(出血、腹痛、子宮頸管の開大)
貧血 ・IUGR(胎児発育遅延;赤ちゃんが週数に比べ小さい)
妊娠高血圧症(高血圧、タンパク尿)・逆子(骨盤位)・羊水の異常(過多、過少)
《運動中止すべき症状》
痛み又は性器出血、めまい又は失神、恥骨痛、動悸、
背部痛、頻脈、息切れ、歩行困難
《効果》
①理想的な体重保持 ;糖尿病の発症予防、血圧のコントロール
②妊娠中の微症状の軽減;腰痛、頭痛、倦怠感、しびれ、むくみ、静脈瘤
③安産傾向;骨盤底の筋肉のリラックス、呼吸法の体得、分娩時間の短縮
④精神面での自信と安定;ストレス発散、爽快感、マタニティーブルーの予防
⑤同じ妊婦の友人ができ悩みを語れる。とくに核家族化の日本には有効
《問題点》
母児を同時に管理できるが、得られた効果が運動によるものかどうか不明
一人でしないで必ずメディカルチェックを受けて行う(自分だけの判断では危険)
(2008年09月29日更新)



