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妊娠・出産コラム

マタニティビクス                         平成21年8月27日

マタニティビクス
                             平成21年8月27日(木)放送
 マタニティビクスとは、妊婦(maternity)のための有酸素運動(earobics)で
  ①最も効果的で安全な妊娠中の健康法
  ②分娩・産褥期によい効果をもたらす。
  目的で考案された。
始める条件:
  ①妊娠経過が順調で正常な状態であること
  ②つわりも治まり妊娠5ヶ月を過ぎていること
  ③お腹の張りが頻回に起こっていないこと。
  ④流産、早産の経験が無いこと。
  ⑤子宮頚管無力症(子宮口が開いている)、双胎、子宮筋腫などがない。
  ⑥妊娠高血圧症候群、糖尿病、心臓疾患など運動が出来ない病気でないこと。
効果:
  ①心肺機能の向上による全身の持久力の増強。
  ②身体各部の筋力、筋持久力の増強。
  ③高血圧妊婦の血圧降下作用。
  ④体重の過剰増加の防止。
  ⑤脂質比の改善。(妊娠による中性脂肪・総コレステロールの増加の適正化)
  ⑥安産傾向(分娩時間の短縮、出血量の減少)
  ⑦腰背部痛、その他の自覚症状。静脈瘤、妊娠線、仰臥位低血圧の抑止。
  ⑧精神面の安定。
  ⑨産褥期への好影響(乳汁分泌促進、体力・体型回復促進、産褥期骨塩低下防止)
  ⑩腰痛、肩こり、便秘、足のつり、手足のむくみ、肋骨周辺・鼠径部の痛み解消
時期:
 妊娠14週から分娩直前まで 午前10時~午後2時  週2~3回 1回60分
施行前のメディカルチェック:
 必ず医療従事者(医師、助産師、看護師)が行う。
  ①胎児心拍数 
  ②血圧 
  ③脈拍 
  ④体重
  ⑤問診;体調、精神状態、腹部緊満の程度(お腹が張っていないか)
妊婦への影響:
  ①血液循環  ;静脈血酸素分圧(PvO2) 上昇
            静脈血炭酸ガス分圧(PvCo2) 下降、
            pH 変動なし
  ②胎児心拍数 ;やや上昇 (10 bpm/min位)
  ③血圧     ;やや上昇し終了後下降
  ④体重と体温 ;体温は軽度上昇 体重は減少(安全範囲内)
  ⑤腹部緊満  ;運動中・後に増強するが早産になるほどの子宮の収縮はない。
  ⑥母体の心拍 ;軽度上昇
  ⑦骨盤底筋群 ;伸展 児が産道を通り易くする。
  以上、トレーニングすることによって、分娩がスムーズに進行し、同じ目的を持った
  仲間ができ、快適な妊娠生活ができます。       


(2009年08月27日更新)


 

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