更年期の女性に起こりやすい病気の症状
平成21年11月26日(木)放送
更年期とは40~54才の女性で閉経が近づき卵巣のホルモン(エストロゲン)の分泌低下が起こり、ホルモンの変化で閉経をはさんで前後10年様々な症状が発現。
1)月経異常;閉経が近づくことで月経に変化が起こる
頻発月経・・月経周期が24日以内におこる。 から
希発月経・・月経周期が39日~3ヶ月に延長。 となって閉経に
2)自律神経失調症;卵巣ホルモンの低下により出現。
ほてり、冷え、のぼせ、発汗異常、動悸、不眠、頭痛、肩こりなど
不定愁訴と言われる様々な症状の出現。
他の病気との鑑別が必要。
3)精神神経症状;脳神経細胞・脳の血流の減少により出現。
脱力感、無気力、イライラ感、集中力の欠如、不眠、不安感、抑鬱状態など
更年期症状と気づかれず、職場などでトラブルになることもある。
また、記憶力の低下「物忘れ」の増加。⇒痴呆、アルツハイマー病
4)膣炎;腟壁の潤いが消失し、病的な菌が生えやすくなる。
不正出血、おりものの増加、性交痛。・・老人性膣炎(萎縮性膣炎)
5)尿失禁;骨盤底筋群の脆弱化で膀胱、尿道下垂し膀胱内圧が尿道閉鎖圧を上回る。
腹圧性尿失禁・・括約筋の軽度不全で腹圧時の尿漏れ。
切迫性尿失禁・・膀胱の過敏状態で強い尿意で尿漏れ。
混合性尿失禁・・腹圧性、切迫性両方が存在。
6)皮膚症状;コラーゲン、ヒアルロン酸の消失
皮膚が乾燥し潤いの消失
7)骨粗鬆症;骨へのカルシウムの取り込み不足で骨密度が減少する。
大腿骨・脊椎などの骨折。
8)更年期障害;40才半ばから卵巣の働きの低下につれて出現。
身体症状・・ほてり(ホットフラッシュ)、肩こり、のぼせ、発汗、冷え、
動悸、息切れ、めまい・耳鳴り、頭痛・頭重感、便秘・下痢、
腹痛、関節痛、排尿・残尿感、
精神症状・・倦怠感、無気力、不眠、不安感、恐怖感、イライラ、集中力欠如、
他の病気と間違わないことが肝心。
(2009年11月26日更新)



