つわりの対策・解決法
平成22年8月26日(木)放送
【つわりはなぜ起こるのか?】
1)妊娠に伴う母体の生理的変化
2)妊娠によって変化したホルモンとの関連[HCG(胎盤から形成されるホルモン)など]
現在のところ詳細は不明であるが、精神的な因子が関与。
【頻度】入院治療を要するものは、全妊娠の1~2%。
【症状】悪心・嘔吐。唾液量の増加。全身倦怠感。頭痛。眠気。食欲不振。嗜好の変化。
酷くなると、妊娠悪阻に発展し
一日中続く頻回の嘔吐。食事摂取困難。5kg以上の体重減少。脱水。饑餓。
に発展する。
【診断】悪心・嘔吐を起こす他の病気に気をつけて対処。
(例えば、消化器疾患。肝・胆嚢疾患。脳疾患など)
【治療】1)食事療法:好きな物を少量頻回に摂取。
悪心・嘔吐が強く食事療法が不可能な場合には絶食にして輸液。
2)輸液療法:ブドウ糖を1日1,000~3000ml点滴。
3)薬物投与:制吐剤(吐き気止め)。ビタミンB1。
4)最悪の場合:人工妊娠中絶。
【合併症】肝機能障害が最も多く出現。
産褥うつ病にもなりやすいとの報告。
【対策】1)空腹で食事を摂取するのではなく、空腹になる前に好きな物を摂取。
《つわりの時期によって》
・朝起床時につらい;夜就寝前に好きな物を摂取。
(morninng sickness)就寝前に冷蔵庫内に好きな物を冷やし夜中に摂取。
起床時に枕元の水分を摂取。
・昼につらい:ブランチか、自分の好きな物を少し摂取。(例えばチョコ)
・夕方つらい:おやつを取る。(昼と夕食の間)
・就寝前がつらい:夕食後に何か摂取。
3)病院で点滴又は静脈注射。
4)栄養失調にならないよう注意し食事を工夫。
【乗り切る工夫】・朝起きたときにすぐ何か取れるよう枕元に水分・食事を置く。
・食べたいものを時間は考えず摂取。
・安静にするか、趣味などをこなす。
・外出は空腹を避け糖質の補給。
・家事や仕事に無理をしない。
(2010年08月26日更新)



